2014年9月15日月曜日

お茶へのつぶやき。

妊婦になる前から一年間ほど、
岡崎にある茶房、好日居さんのお茶教室に通っていました。

毎月訪れる、そのめくるめく至福のお茶の時間が、
久々にわたしの心を揺さぶり、
人生でも何度あるかわからない、
あのわくわく、ジーンと、ふつふつと、
じわじわと染み込む、うっとりとした時間を運んでくれました。

ひとは、何かひとつのことで出来てるのでは決してない。

日常の中の特別な時間や思いが、生きる活力ほどにも
なったりする。

思えば、旅をするのが好きなのと同時に、
各地で紅茶、ハーブティー、韓方茶など、茶のつくものが好きで、
必ず旅先でも食し、お土産にいろいろと買ってきて、
友達に自分に振る舞うのが常だった。

その日常の中のお茶の時間を、
もっと可能性のあるもの、美しい一時、
心をトリップ状態にすらしてくれ、
様々に夢はせる時間と思えるようにしてくれる
お茶教室でした。

それは簡単に真似できるものではなく、
店主の才とセンスが物語るものなのだが、
その端々だけでもと、目線を変えることができた。

漠然と好きだったものが、枠の中にはまり、
毎日の隙間をつくってくれる。

日常の雑貨やなんかも、
そんな愛着ある愛すべき時間のお供になるとよいな。


視点を変えてみると、素晴らしいひとときは
目の前にある。

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